リアル_モラハラ結婚FILE⑤出産
どうも!
果物狩り大好きです。苺畑をお布団にして寝るのが夢ですTOHKOです☆
主役はだれ
Mはわたしが主役になることがキライ。だいたい阻止される。
写真のモデルに誘われた時はおもいきり悪態つかれて断念。
美容院のヘアカットモデルを頼まれた時は、Mに伝えるやいなや、すぐさま「それは中止になりました」と先方の美容院から電話。
でも彼の友人が彼に向って
「お前の嫁さんキレイだよな」などと賞賛した時には。
Mが鼻息荒くそのことをわたしに自慢してくる。そういう場合もある。
それは、わたしが褒められたというよりかは「キレイな嫁さん」を所有している彼が褒められたと受け取るからに違いなかった。
出産
当然のように、出産に関して彼は徹底的に無関心の態度を貫いた。
出産予定日も首尾よく朝から無視モードだった。
父親学級。
産婦人科の出産祝いディナー。
退院の日。
「忙しいの知ってるよね?そんなこと言われても。」でおしまい。
それどころか。
「オレの知り合いの看護師の子、出産した翌日働いてたんだって偉いよね。感心しちゃうよね。」
みたいなしょうもないネタまでぶつけてきやがった。
出産は、彼にはまるで他人事らしい。
さて。
長女が生まれて直後のこと。
彼は友達みんなにグループメールしていた。
(後にMの友人の証言で知ったことです)
『昨夜無事に長女が産まれました!オレが父親になった。みんなにご報告します。この幸せな気持ちとともに。ありがとう。』
友人たちから相次いで返事があったとのこと。
「あのMもまるくなったもんだねぇ。あなたはMに選ばれたんだから(※)、幸せものだねっ」
と、Mの友人は言っていた。
友人たちからの祝福と称賛に満足するMの顔が目に浮かぶ。
ああ。
Mが変わる日なんて来るだろうか?
産後の生活
赤ちゃんがいる生活は心身ともにダメージすごいです。
でも。
抱っこしてるとなんとも言えない満たされた気持ち。
成長を目にするよろこび。
毎日発見があって毎日オロオロして。
毎日教えられるし癒される。
長女は睡眠のサイクルがなかなかうまくいかない子でグズリはじめると長かった。
寝つきのうまくいかない日が連続すると、それはそれでかなりしんどい。
Mは産後もあいかわらず。
非協力的どころか。
肥えたわたしの体をバカにするわ理由をつけてどこかへ消えようとするわ。
終電で帰ってほしいと伝えれば、なんでオレだけ家庭に縛られなきゃいけない友達みんな飲み会でオレのこと待ってるのに、なんて言いだしたり。
どうしてそんな悪態ばかりつくのかと聞けば、前は飲み会で女の話しできたのに今は遠い過去に感じるこの虚しい気持ちの反動なんだろなオレずいぶん我慢してるし、なんて言いだしたり。
それからまた肥えたわたしの体をバカにしたり。
家にいたらいたで
赤ちゃんの鳴き声がうるさいとキレはじめ、テレビのボリュームを上げたり。
できればもっと早く帰ってよ、環境が整えば赤ちゃんの睡眠リズムだって整いやすいと思う、と、意見なんかすれば。
「オレが邪魔だって言いたいのか?」
と当たり散らす。
やれやれ
百日記念写真
予約してあった百日の記念撮影では。
「カネの無駄だろ?オレ賛成した覚えないし」
朝になってからゴネはじめる。
記念すべき最初の家族のお出かけになるはずの日は見事にどんよりムード。無言の一日となった。
はじめての親戚お披露目
正月にMの親戚の家へ行った。
もちろん生後3か月のウチの娘が主役よね☆と思っていたわたしが甘かった。
Mは親戚の叔父さんたちとマージャンに興じはじめ。
わたしと娘は頑なに無視。
やがて娘がぐずりはじめ、叔母様たちが気にかけてくれるとその絶妙のタイミングで。
「あ、叔母さん達、いーのいーの。いつもオレが抱っこしてるけどこのグズるのがもうすぐ寝る証拠だから。嫁、焦んなって。台所の水仕事は今日は叔母さんたちに甘えてんだから。あ、いつもか。」
親類のおじさんが見かねて「もう帰れよMちゃん」と言ってくれるまで腰を上げずに粘る。ようやく帰る素振りを見せたと思ったら、ここでもやっぱりなんか一言。
「あ~あオレの冬休み、これで終わりかぁ。家に帰ったら休みなんかねーしなぁ」
Mが自分から主役の座をおりる気になる日はくるのだろうか?
※あなたはMに選ばれた・・・結婚前に二股三股かけられていた周知の件。だれか教えてほしかった。
つづく