リアル_モラハラ結婚FILE⑮準備と知識と黒い雲
どうも!
アイスクリームは溶けかけがおいしい。ので、レンジでチンしたら全溶けしましたTOHKOです☆
準備はじめ
離婚を決意したものの。
自分が今どんな状況にいるのかを把握しなければ動き方を決められないのでいろいろ調べはじめました。
相手の主張と自分の主張、どんな話し合いをして、どんな決め事をするのか。
とはいえ、わたしたち夫婦は経緯が風変り過ぎています。
どのような話し合いにすればいいのか見当もつかなかったので
「家庭内暴力」
というキーワードでネット検索をするところから始めました。
見えてきたこと
調べ始めてから、見る見るうちに目の前の霧が晴れていくのを感じました。
「精神的暴力」
今まで、こんな関係はこの世の中にわたしたちだけだと思ってた。
もちろん、夫もわたしも未熟な人間です。かなりね。それでも、安らげる場をめざして、わたしたちなりの向上のしかたを探りながら関係構築してきたと信じていた。そういうのが夫婦の定義、というか。相手もそこを目指しているものと思っていた。
だから。
Mが問題をおこすたびにわたしは、
「何が原因なのだろう、何か原因があるはずだ、そこを見極めればきっと道はひらける」
念仏でも唱えるように「原因はなに」を繰り返し、Mの心のどこに何が引っかかっているのかを探り当てようと躍起になっていた。
それを探り当てるためにいろんなアプローチでMに問いかけてきた。
でも、違った。
「原因」などなかった。
わたしの声など届くはずもない。
Mが求めていたのは、嫁が「原因はなに?」と混乱することだった。
GOOGLEからふく風
私たちと同じような問題を抱えている人が他にもいることをネットで知った。
(この便利な時代に感謝)
そしてその多くのケースでは「話し合えると思わない」ことを肝に据えて打開策を探しているということ。
だけど
Google検索によって立ち込めていた霧が晴れたものの。
視界が開けるのと同時に見えてくる、黒い雲から目をそらせなくなる。
愛情と寛容さをもって接したつもりでも、夫に伝わっているように見えず苦悩してきた長い年月を思うと。正直、辛すぎる。
だって。
そういうことがあるって知って、すごく合点はいく。けど。
自分が愛情と思っていたものは、どうなる?
それは、もしかするとMの偏執的な執着がもたらした二次的なもので、わたしもMに執着せざるをえないように仕向けられていただけだったのかもしれない。
でも、そんなことを急には受け入れられないのが、わたしっていう人間です。
まだ心のどこかで「真正面から事実を知れば、夫はわかってくれるんじゃないか。心の奥底の本当の気持ちに気づいてくれるんじゃないか」なんて考えてしまう。
そう考えてから、過去の出来事の数々を知るもう一人の自分が、「まだわからんのかバカ女」とかぶせてくる。
さらにそこへ、脳内Mが「うっそだぴょーん。そんなこともググらんとわかんねーのバカ女」と笑顔でかぶせてくる。
知識を得て、いくらか楽にはなるけど。
けど、やっぱり。
ショックです。
舵をきる
Mの独特な考え方や言動を裏付ける生育環境。
Mがわたしだけに見せる執着、行動、それにかけるエネルギー。
全てのピースがぴたっとはまればはまるほど。やっぱり辛い。
辛いけど選択肢は多くないことはわかった。
とにかく離れたほうがよさそうだ。
話し合いができないなら、優先順位をかえなければ前に進めない。
まず。
Mの地雷とアンテナが張り巡らされた場所から離脱することを考えよう。
仕事と、子どもたちと住める安全な場所を探すこと。
つづく