リアル_モラハラ結婚FILE⑬カウントダウンまさかの一時停止
どうも!
マイペースだけど走るの好きで走ります。でもこのあいだチワワに抜かれましたっTOHKOです☆
主婦業
わたしは仕事をやめて主婦業に専念した。
風前のともし火のような家庭だったが、わたしには子どもたちがいる。
職を失っても、踏ん張って立て直そうとしていたから。
仕事に専念できるようになればMも落ち着くかもしれないと考えた。
でも。
やっぱりダメ。
問題は次から次へとおこった。
Mはとどまるところを知らずどこまでも満足しない。
もう本当にしかたない!
ギブアップ!
悔しいけど、やれることは全部やった。
手詰まりを感じ、はっきりと離婚をイメージできると、かえってすがすがしい気分だった。
悔いはない。
貯金もある。大丈夫。
前にすすもう。
未来はもう動き出しているぞ。
あとから振り返って思ったことだけど。
この時の、わたしの無風の海のような心の静けさをMは嗅ぎ取っていたのだろう。
一時停止
そんなさなか。
ある週末にMは言った。
「家、買わないか?」
え?
「オレさ、今までさんざん嫁に苦労かけてきたと思う。でも今こうやって、家に帰ると灯りがついてて晩御飯があって、子どもたちがお帰りって言ってくれる。オレ、こんな生活があるって知らなかった。こういう幸せもあるんだなって。」
「オレの友達連中でも、家をどうしたって話題が増えてて。あ、今じゃなくてもいいんだけど、住宅展示場とか観に行って家族でのんびり過ごすってのも良くない?」
「オレたちいろいろあったけど、もうそろそろ落ち着いてもいいんじゃないかな。そういうタイミングってあるのかなって・・・」
え・・・。
この後の展開は、そうです。
わたしはコロッと騙されました。
離婚決意したのに、あっさり吹っ飛んだ。
本当にバカなわたし。
あの週末。
まんまと一時停止ボタンを押された。
そしてまんまとわたしは新居づくりに夢中になりましたとさ。
そうして。
貯金のほとんどをはたいて理想の家をつくりあげたとき。
バチンと目を覚まさせられた。
家を建てて、夏の暑さが本格化してきたころ
今度はろっ骨を2本折られた。
つづく