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人生の主人公である自分をとりもどそう

リアル_モラハラ結婚FILE③モラハラ指向の親子関係

どうも。ショップカードのお買い物ポイントでかなりテンションあがりますTOHKOです☆

 

Mが語る家族話

 

最初のデートの時にMは家族話をした。

 

幼いころから今までずっと。

父親が母親を虐げ続けていること。

 

父がどれだけ母よりも上に立っているとか。

お父さんがブチ切れるポイントは様々なので気を抜けない家だったそう。

 

M証言

・父シャワー中に母が台所で水道を使ったとき激怒

・父の嫌いなマヨネーズが食卓にあがったとき激怒

・家族で出かけるのに母の支度が遅かったとき激怒

 

 

お父さんはすごい剣幕でお母さんをどやすんだよって。

雪の日にお母さん、一階の窓から外へ投げ捨てられたんだ、と。

 

でも彼の母親は徹底的に夫に適応することで生き延びる道を得たらしい。家に愛人が乗りこんで来た事件もあったが、それでも彼女はおとなしく夫に従った。

 

母の口癖は「お父さん怒らせちゃいけない」

だから子どもたちはみんなそれに従った。

うまく生き延びるには怒られないようにしなければならない。

 

Mが子どものころのあまりにも過酷な家族話。

しんみり聞いた。

 

M母が語る家族話

 Mのお母さんは一見、朗らかでよく働くいい人に見えた。

結婚してからわたしは、彼女がMについて話すのをよく聞かされていた。

 

・母証言1

「Mはね、幼いときから、こうと言ったら自分を曲げない子だったの」

 

・母証言2

「幼稚園のお遊戯会でね。Mは途中で『ボクつまんないから帰る』って言い出して一人でとことこ家へ帰りはじめたのよ。わたし、あわてて追いかけてね。園に戻ろうって言ったんだけど、とうとう『ボクはつまんない』って。あの子結構ね、きかない子だったのよ。わたしは子育て中、園や学校へ呼び出される機会が多かったけど、でも、男の子はそれぐらいでなきゃね。今じゃ、ほら、あんなにまっすぐ育ったし。友達も多いしね。」

 

・母証言3

「あれほしい、これ買って!ってはじまったらね、スーパーの床にでーんと大の字になって。そうなったら、自分の主張が通るまでテコでも動かないのよ、あの子。ふふふ。でも、男の子はそれぐらいでなきゃね。今じゃ、ほら、あんなにまっすぐ育ったし。友達も多いしね。」

 

 

わたしがMの素行について彼の母親に訴えるとき。
きまってこれらの子育て話を聞かされた。

 

そして彼女はたいていこう続けた。

 

「人間ね、最初はどう見えても、根気よくしてたら報われるの。あの子もきかない子だけど男の子だから。素直になれない時もあるけど根っこはまっすぐで優しい子なのよ。あなたさえ意地張らなければ、きっとわかってくれるから。我慢我慢よ。我をはらないでね。」

 

つまりそういうことだった。

 

 

母親を思い通りに操る術をMは幼いころから、家の中で体験的に学習していた。

 

 

母親は母親で、わたしも我慢したんだからあなたも我慢しなさいと嫁に言う。

現実から目を背けて曲がったものをまっすぐだと言うのよ、と嫁に教える。

 

我を張っちゃダメ。

夫を怒らせちゃダメ。

そう嫁に教えてくる。

 

 

うーん。

自分たちとはまるで違うバックグラウンドを持つ人もいるって想像はしないのかしら。

 

その家族の中だけでその考え方が完結してるのならいいと思うんだけれども・・・けれどね。

 

うーん。

 

つまりは、そういうことだった。

 

 

つづく

 

chocogumi.hatenablog.com

 

 

 


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