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人生の主人公である自分をとりもどそう

リアル_モラハラ恋愛FILE⑦飼っていた猫のこと

どうも!
コーヒー愛して30年くらいだけど味の違いはまだちっともわかりませんTOHKOです☆

 

わたしの猫

猫を飼っていました。

でもMはわたしの猫がキライでした。

 

ウチに来るたびに、Mは猫に向かって「シャー」って言って。
変わった関心の示し方だな、と思っていた。

 

無邪気な人だけど猫にもそうなんだな。

毎度本気モードでふざけてるよ、ね。

 

なんて。


ところがそれはだんだんエスカレートした。

Mがふざけているのではないと気づいた。

 

 

どうして?猫キライなの?ってMに尋ねると、

 


「この顔見てるとムカつくんだよ。自分は弱いんです~守られてるんです~ってツラしやがって。何が言いたいんだよ?って感じ。な、腹立たつことないのコイツに?」

 

 

猫のことにかんしてMが何を言っているのか、意味不明だった。

 

Mは毎度猫に向かって「シャー」ってやる。

毎度、やった。

 


毎度やられるから、猫の方も相当Mを警戒した。

やがて猫はMが現れると物陰に隠れるようになった。


もしかしたら、わたしのいない時にもやられていたのかもしれない。

ある時、いつものように隠れていたところをしつこく追い回された。

 

玄関先へ追いやられ、またMに「シャー」ってやられた時、わたしの猫は失禁した。

 


消えた猫

できちゃった婚で結婚することになり。
Mがわたしの部屋へ転がり込むように引っ越してきてすぐの事だった。

 

 

猫は消えた。

 

 

わたしが仕事から帰ると家にいなかった。


外へは出していない猫だ。
散歩はしたことがない。外を怖がる猫だった。

 

Mに聞いたけれど、「帰ったらいなかったよ」と言う。
どこにも見当たらないしなにかあった形跡もない。

 

 

それから数日、わたしは仕事が終わってから近所を探した。
でもそれきり。


猫の姿をみることは二度となかった。

 

わたしの猫を

わたしはもっと守るべきだった。

後悔してもおそい。

 

 

 つづく 

chocogumi.hatenablog.com

 

 


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