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人生の主人公である自分をとりもどそう

モラル・ハラスメント先輩M子の場合①はかられた勘違い

 

頼んでもいないのに忠告しにくるひと

頼んでもいないのに忠告しに来るひと

 

先輩M子とは数年前に知り合った。
ここ3年ほど、彼女はなにかとわたしに因縁をつけてくるようになった。
 
「あなたは怒りをため込んでいる」
 
「そんな仕事のやり方じゃダメ。」
 
「あなたはね、離婚して、良かったのよ」
 
と言う。
 
 
ことのはじまりは。
「あなたあての電話がわたしの携帯にかかってきたの。きょうこれから会える?」
彼女からの意味不明な内容の電話。
 
会えばかならず
「これからお茶しましょう」
という流れ。
そして目の前にいるわたしではなく、誰と話しているのかわからない話を突如M子は繰り出してくる。
 
ひどい時は、これから別の友人との約束があるのでとやんわり断ってもついて来られて歩きながら…というパターンもあった。
 
やがてM子はわたしの友人や知人にまでぶちまけるようになった。彼女は常軌を逸していた。
 
 
それで。
この間会って、やめてほしいと頼みました。
 
すると。
 
「あなたの容姿とか、あなたのことが好きだから。純粋にあなたのためを思って。」
 
 
こわい(笑)
かなりこわいですよねこれ。
表向き、彼女としては「忠告」のつもりだったというような意味のことを口走っていた。
 
だが彼女にとっては忠告する内容はどうでもいいようだった。
彼女にとって大事なのは。
 

「アタシはあなたに評価を下せる。あなたより一段上から見下ろす立場なの」
 
 
そういう構図をぐいぐい押し付けてくることだった。
一体なんなんですか?と尋ねれば悪態さえついてくる。
 
 
「深読みするんじゃなく、言われたことはポジティブに受け取るものよ」
 
 
と言い出す始末。
困った人です。
 
 

独善的な人のこわさ

同じ時期から同じ言葉で因縁つけてくるようになった人が数人います。
同じ誰かさんに仕込まれでもしたんでしょうか。
 
どの人もそれぞれ言うことが違っていて、どの人の言葉からも、そもそもそれはその人の願望やコンプレックスや問題点であることがすぐにわかりました。
 
あなた何歳なの?
 
・・・と、突っ込む気もおきなかったので。
馬脚丸見えですよなんて言わずに見てた。
 
 
放置しながらも観察はしていた。
それにしたって。
 
 
「あなたは怒りをためこんでいる」
 
 
とか。
謎の妄言。
なんだか宗教の信者みたいです。
 
 
つまり、もうちょっとわかりやすく表すとこういうことです。
 
 
「あなたはとにかくダメなのよ。わたしが忠告しなければならないのはあなたのせい。」
 
 
となる。
こんなんやられたらどうです?
 
もちろんそんなこと言われるような事実はない。
そして、そもそもですよ。
そんなこと言う資格、そんな権限をこんな人が持っていない。
 
 
M先輩本人は、普段自分のことを「わたしは正しい」「わたしはまっすぐなのよ」と表現する女性。
 
だってあれですよ。
東日本大震災のときいち早くチェーンメールを回してきたのが彼女。
 
あまり自分の頭で考える習慣を持っておらず、まっすぐといえばまっすぐ、です。
 
理由さえあれば、一直線に他人の土俵に鉄下駄であがりこむタイプ。
あるいは犬ならば、指示されれば相手など無差別に大興奮で咬みつきに行く、勇敢な犬タイプ。

まっすぐまっすぐ突っ走るタイプ。
一番始末に負えないタイプ。
 
 
 

悪意の正体

では、
どうしてそういう展開になったか。
 
M先輩は少し前に。
わたしが誰かと雑談中「ストーカーされた話」をしていたのを立ち聞きしていたとのこと。
 
で。
 
「ストーカーされた話を他人に話してる → TOHKOは怒りを溜めこんでいるぞ」
 
となった?
 
その脳内変換のアイデアはご自分で?
 
と聞いてしまった。
 
 
「だってあの時、あなたが怒っているように見えたから」
 
あなたが話したことなのよ」
 
 「三者には言ってない。三者とあなたの話題になったときも言ってない」
 
 
話をまとめると、どうやらM子の他に妄想的な第三者がいて、なにがなんでも責任転嫁したいらしい。
M子はその尻馬に乗っかるかたちで絡んできたことを自分から口走っていて、それはほぼほぼ自白だった。
 
 
おそらく。
彼女はあくまでアレだ。
主犯の心当たりはあります。
 
「好かれなかったら、嫌われてでもいいし、第三者を通じてでもいいし、どんな理由だろうと構わないから、あの人とつながっていたい」
 
そういうコンセプトでもって特定の一人に執着する人がこの世の中には、いる。
機縁を待ち続ける権利が自分にはある、自分はそれが許される特権をもっているという誇大な妄想をかかえたそういう人につきまとわれる、そういうことがこの世にはあります。
 
そういう人の妄想維持のために手先に使われてしまう人もいる。
そういう人の手先になるような人の代表例。
それがM子先輩だった。
というだけ。
 
 
つけくわえると。
そういうのって。
 
陰でこそこそ、主犯格はうまく姿を隠しているつもりでいるんですよね。
厄介ですね。 
 
 
 つづく 

 


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